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04 杣人、孤独の愉しみ

04 杣人、孤独の愉しみ
¥190,000 SOLD OUT
〈作品情報〉
東京芸術大学で金工分野の鋳金を専攻し、彫金や鍛金の技術も取り入れながら広く活躍する金工家・河野三秋氏。金、銀、銅、真鍮、鉄など、さまざまな素材を使い、連綿と受け継がれる伝統の技に、現代的なセンスと新しいアイデアを融合させた絵画的レリーフ『壁草子 KABEZOUSHI』シリーズの最新作です。

〈作家コメント〉
「壁草子」は私が勝手に作った言葉です。以前は花器や香炉などを制作していましたが、金工の技術を使って全然ちがう仕事をしたいと思い、表現を模索していたところ、今回のようなスタイルの絵画的なレリーフを作ってみたら、その作業がすごく楽しかったのです。そういうレリーフの写真を収めた自分の作品集に「壁草子」という名前をつけているのですが、今回の作品はほとんどが壁モノなので、シリーズタイトルも「壁草子」にしました。
個々の作品タイトルについては、前はあまり気にしなかったのですが、あるときアメリカの女優さんのインタビューを見ていたら、「10歳の頃は何をしていましたか?」という質問に、「(歯列矯正の)ブリッジをしていたわ」と即答しました。そういえば、アメリカの子どもって、みんなブリッジをしている。その『モノに象徴される記憶』がおもしろいと思ったのです。それで、鉄棒だけがポツンとある、とても地味な作品を作ったときに「逆上がりの頃」というタイトルをつけました。そのタイトルをつけたことによって、「なかなか逆上がりができなくて、毎日学校の校庭で暗くなるまで練習して、クルッと回れたときはすごく嬉しかったよなあ」という記憶と作品がぴったり合ったのです。こういうやり方でタイトルをつけていくとおもしろいなと思って、記憶の中の心惹かれるものや情景を、スケッチのような軽い感覚で表現しています。
私の作品を見た人によく「細かいですね」と言われますが、本人は大雑把に作っているつもりです。自分の作品には、技術的に高いものは求めていません。あまり細かく作って、きっちり説明してしまうと、おもしろさがなくなります。たとえば、「なんで、金庫が宙に浮いているんですか?」なんて聞かれると、「しめた、こちらの思い通り」と思います。作品を見る人に、勝手に想像してもらうのがおもしろいのです。
河野 三秋

〈プロデューサーコメント〉
彫金で作られた小さな空間に、繊細すぎる表現。 誰もがノスタルジーに誘われたり、イマジネーションをかきたてられたりするような、作品のモチーフ。そこには何百ページの小説にも匹敵する、芳醇な物語世界を感じます。しかもそのストーリーは、作品を見る人の数だけ無限に存在する。見れば見るほど新たな発見がある。これは、私自身がつくりたい世界観と共通するもので、だからこそとても心地よく、たちまち河野さんのファンになりました。小さな小さな作品ですが、広大な想像世界がたっぷり詰まっています。
相羽 高徳


〈作家情報〉
1948年、東京生まれ。東京芸術大学美術学部工芸科鋳金専攻卒業。
1973~92年、日本クラフトデザイン協会(JCDA)会員。1977年、日本クラフト賞。
1980年、延命寺地蔵菩薩制作。
1997年、国際交流基金作品買い上げ。
これまでの主な展覧会は、
工芸むら田個展(2000年)、工芸いま個展(2002年)、日本橋三越本店個展(2003年)、目白オープンギャラリー(2004年)、ワコール銀座アートスペース個展(2006年)、アサヒビール大山崎山荘美術館「現代の工芸三人展」(2006年)、和光本館「季を愉しむ」三人展(2007年)、ラパン・エ・アロ 河野三秋 還暦記念 華甲展(2008年)、GALLERY 5610「想い出の風」個展(2008年)、B-GALLERY「Super Mouse」二人展(2009年)、SABOTEN・15周年記念サボ展(2010年)、K-HOUSE「河野三秋」金工展(2010年)、Atelier K3二人展(2012年)、工芸いま個展(2014年)、荒井アトリエ・ギャラリー個展(2016年)、のばなグループ展(2018年)、東京妙案ギャラリー個展(2017年、2019年)など。
ホームページ:http://www.atk3.jp

〈作品仕様〉
制作年:2017年
エディション:オリジナル
サイン:
作品本体サイズ:w200×h280×d40mm
素材:鉄、CORIAN、銅、銀、錫
作品の状態:良好
お届け期間:2〜3週間(お問い合わせください)
特記事項:なし
〈作品情報〉
東京芸術大学で金工分野の鋳金を専攻し、彫金や鍛金の技術も取り入れながら広く活躍する金工家・河野三秋氏。金、銀、銅、真鍮、鉄など、さまざまな素材を使い、連綿と受け継がれる伝統の技に、現代的なセンスと新しいアイデアを融合させた絵画的レリーフ『壁草子 KABEZOUSHI』シリーズの最新作です。

〈作家コメント〉
「壁草子」は私が勝手に作った言葉です。以前は花器や香炉などを制作していましたが、金工の技術を使って全然ちがう仕事をしたいと思い、表現を模索していたところ、今回のようなスタイルの絵画的なレリーフを作ってみたら、その作業がすごく楽しかったのです。そういうレリーフの写真を収めた自分の作品集に「壁草子」という名前をつけているのですが、今回の作品はほとんどが壁モノなので、シリーズタイトルも「壁草子」にしました。
個々の作品タイトルについては、前はあまり気にしなかったのですが、あるときアメリカの女優さんのインタビューを見ていたら、「10歳の頃は何をしていましたか?」という質問に、「(歯列矯正の)ブリッジをしていたわ」と即答しました。そういえば、アメリカの子どもって、みんなブリッジをしている。その『モノに象徴される記憶』がおもしろいと思ったのです。それで、鉄棒だけがポツンとある、とても地味な作品を作ったときに「逆上がりの頃」というタイトルをつけました。そのタイトルをつけたことによって、「なかなか逆上がりができなくて、毎日学校の校庭で暗くなるまで練習して、クルッと回れたときはすごく嬉しかったよなあ」という記憶と作品がぴったり合ったのです。こういうやり方でタイトルをつけていくとおもしろいなと思って、記憶の中の心惹かれるものや情景を、スケッチのような軽い感覚で表現しています。
私の作品を見た人によく「細かいですね」と言われますが、本人は大雑把に作っているつもりです。自分の作品には、技術的に高いものは求めていません。あまり細かく作って、きっちり説明してしまうと、おもしろさがなくなります。たとえば、「なんで、金庫が宙に浮いているんですか?」なんて聞かれると、「しめた、こちらの思い通り」と思います。作品を見る人に、勝手に想像してもらうのがおもしろいのです。
河野 三秋

〈プロデューサーコメント〉
彫金で作られた小さな空間に、繊細すぎる表現。 誰もがノスタルジーに誘われたり、イマジネーションをかきたてられたりするような、作品のモチーフ。そこには何百ページの小説にも匹敵する、芳醇な物語世界を感じます。しかもそのストーリーは、作品を見る人の数だけ無限に存在する。見れば見るほど新たな発見がある。これは、私自身がつくりたい世界観と共通するもので、だからこそとても心地よく、たちまち河野さんのファンになりました。小さな小さな作品ですが、広大な想像世界がたっぷり詰まっています。
相羽 高徳


〈作家情報〉
1948年、東京生まれ。東京芸術大学美術学部工芸科鋳金専攻卒業。
1973~92年、日本クラフトデザイン協会(JCDA)会員。1977年、日本クラフト賞。
1980年、延命寺地蔵菩薩制作。
1997年、国際交流基金作品買い上げ。
これまでの主な展覧会は、
工芸むら田個展(2000年)、工芸いま個展(2002年)、日本橋三越本店個展(2003年)、目白オープンギャラリー(2004年)、ワコール銀座アートスペース個展(2006年)、アサヒビール大山崎山荘美術館「現代の工芸三人展」(2006年)、和光本館「季を愉しむ」三人展(2007年)、ラパン・エ・アロ 河野三秋 還暦記念 華甲展(2008年)、GALLERY 5610「想い出の風」個展(2008年)、B-GALLERY「Super Mouse」二人展(2009年)、SABOTEN・15周年記念サボ展(2010年)、K-HOUSE「河野三秋」金工展(2010年)、Atelier K3二人展(2012年)、工芸いま個展(2014年)、荒井アトリエ・ギャラリー個展(2016年)、のばなグループ展(2018年)、東京妙案ギャラリー個展(2017年、2019年)など。
ホームページ:http://www.atk3.jp

〈作品仕様〉
制作年:2017年
エディション:オリジナル
サイン:
作品本体サイズ:w200×h280×d40mm
素材:鉄、CORIAN、銅、銀、錫
作品の状態:良好
お届け期間:2〜3週間(お問い合わせください)
特記事項:なし
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〈作品情報〉
東京芸術大学で金工分野の鋳金を専攻し、彫金や鍛金の技術も取り入れながら広く活躍する金工家・河野三秋氏。金、銀、銅、真鍮、鉄など、さまざまな素材を使い、連綿と受け継がれる伝統の技に、現代的なセンスと新しいアイデアを融合させた絵画的レリーフ『壁草子 KABEZOUSHI』シリーズの最新作です。

〈作家コメント〉
「壁草子」は私が勝手に作った言葉です。以前は花器や香炉などを制作していましたが、金工の技術を使って全然ちがう仕事をしたいと思い、表現を模索していたところ、今回のようなスタイルの絵画的なレリーフを作ってみたら、その作業がすごく楽しかったのです。そういうレリーフの写真を収めた自分の作品集に「壁草子」という名前をつけているのですが、今回の作品はほとんどが壁モノなので、シリーズタイトルも「壁草子」にしました。
個々の作品タイトルについては、前はあまり気にしなかったのですが、あるときアメリカの女優さんのインタビューを見ていたら、「10歳の頃は何をしていましたか?」という質問に、「(歯列矯正の)ブリッジをしていたわ」と即答しました。そういえば、アメリカの子どもって、みんなブリッジをしている。その『モノに象徴される記憶』がおもしろいと思ったのです。それで、鉄棒だけがポツンとある、とても地味な作品を作ったときに「逆上がりの頃」というタイトルをつけました。そのタイトルをつけたことによって、「なかなか逆上がりができなくて、毎日学校の校庭で暗くなるまで練習して、クルッと回れたときはすごく嬉しかったよなあ」という記憶と作品がぴったり合ったのです。こういうやり方でタイトルをつけていくとおもしろいなと思って、記憶の中の心惹かれるものや情景を、スケッチのような軽い感覚で表現しています。
私の作品を見た人によく「細かいですね」と言われますが、本人は大雑把に作っているつもりです。自分の作品には、技術的に高いものは求めていません。あまり細かく作って、きっちり説明してしまうと、おもしろさがなくなります。たとえば、「なんで、金庫が宙に浮いているんですか?」なんて聞かれると、「しめた、こちらの思い通り」と思います。作品を見る人に、勝手に想像してもらうのがおもしろいのです。
河野 三秋

〈プロデューサーコメント〉
彫金で作られた小さな空間に、繊細すぎる表現。 誰もがノスタルジーに誘われたり、イマジネーションをかきたてられたりするような、作品のモチーフ。そこには何百ページの小説にも匹敵する、芳醇な物語世界を感じます。しかもそのストーリーは、作品を見る人の数だけ無限に存在する。見れば見るほど新たな発見がある。これは、私自身がつくりたい世界観と共通するもので、だからこそとても心地よく、たちまち河野さんのファンになりました。小さな小さな作品ですが、広大な想像世界がたっぷり詰まっています。
相羽 高徳


〈作家情報〉
1948年、東京生まれ。東京芸術大学美術学部工芸科鋳金専攻卒業。
1973~92年、日本クラフトデザイン協会(JCDA)会員。1977年、日本クラフト賞。
1980年、延命寺地蔵菩薩制作。
1997年、国際交流基金作品買い上げ。
これまでの主な展覧会は、
工芸むら田個展(2000年)、工芸いま個展(2002年)、日本橋三越本店個展(2003年)、目白オープンギャラリー(2004年)、ワコール銀座アートスペース個展(2006年)、アサヒビール大山崎山荘美術館「現代の工芸三人展」(2006年)、和光本館「季を愉しむ」三人展(2007年)、ラパン・エ・アロ 河野三秋 還暦記念 華甲展(2008年)、GALLERY 5610「想い出の風」個展(2008年)、B-GALLERY「Super Mouse」二人展(2009年)、SABOTEN・15周年記念サボ展(2010年)、K-HOUSE「河野三秋」金工展(2010年)、Atelier K3二人展(2012年)、工芸いま個展(2014年)、荒井アトリエ・ギャラリー個展(2016年)、のばなグループ展(2018年)、東京妙案ギャラリー個展(2017年、2019年)など。
ホームページ:http://www.atk3.jp

〈作品仕様〉
制作年:2017年
エディション:オリジナル
サイン:
作品本体サイズ:w200×h280×d40mm
素材:鉄、CORIAN、銅、銀、錫
作品の状態:良好
お届け期間:2〜3週間(お問い合わせください)
特記事項:なし
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東京妙案ギャラリー
東京都港区白金台3-3-1 G&D アルケミックハウス2F
TEL: 03-3440-7626
E-mail:info@tokyomyoangallery.com